雇用時健康診断

雇用主の方が新たに常時雇用する従業員を採用する際、その従業員に対して医師による健康診断を実施することが義務づけられています（労働安全衛生規則第43条）。
健康診断により従業員の方の健康状態を確認することは、雇用する企業にとってメリットがあるだけでなく、新しい職場で働き始める従業員の方にとっても、ご自身の健康や生活習慣などを見直す良い機会です。
健康診断を受けるだけでなく、是非、その結果を活用して今後の健康維持に役立てるようにしてください。

検査項目

問診・診察	既往歴および業務歴の調査、診察、問診
自覚症状および他覚症状の有無	自覚症状および他覚症状の有無の検査
身体測定	身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
レントゲン検査	胸部エックス線検査
血圧測定	血圧の測定
血液検査	貧血検査（血色素量および赤血球数）
	肝機能検査（GOT、GPT、γ―GTP）
	血中脂質検査（LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド）
	血糖検査
尿検査	尿中の糖および蛋白の有無の検査
心電図	心電図検査

入園前（時）健康診断

入園前（時）健康診断とは、保育園や幼稚園に入園する前に受ける健康診断です。
身長や体重などのお子様の成長・発育の確認のほか、必要に応じて予防接種のスケジュール確認・アドバイスなども行います。

入園先の保育園・幼稚園から指定されている健診用紙がありましたら、ご来院の際にお持ちください。
そちらの内容に沿って健診結果をお出しいたします。

入学前（時）健康診断

その年度の4月に小学校へ入学する児童を対象に実施される健康診断です。
通常、入学の5～6ヶ月前に行われます。
児童の健康状態の確認のほか、母子手帳を基とした既往歴や成長・発育の確認、予防接種歴などを確認します。

検査項目

• 栄養状態の確認
• 脊柱・胸郭の疾病や異常がないかの確認
• 視力・聴力測定
• 眼の疾病や異常がないかの確認
• 耳鼻咽頭疾患・皮膚疾患がないかの確認
• 歯・口腔疾病や異常がないかの確認
• その他の疾病や異常がないかの確認（知能検査など）